事例紹介・お知らせ
訪問看護と訪問介護の違い

知っているようで、意外と混同されることもある訪問看護と訪問介護。
違いを簡単に言えば、医療行為が"できる“か“できない“かです。
しかし訪問介護でも、登録特定行為事業者・認定特定行為業務従事者は痰の吸引と経管栄養の医療行為は実施可能です。
保険訪問の現場でも看護と介護を上手に使い分けご利用されています。
(訪問看護とは)
自宅(施設)で療養する方のもとに看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などが訪問しケアをおこなうサービスです。
主治医が作成する訪問看護指示書に基づき、健康状態のチェックや療養指導、医療処置、身体介護などをおこないます。
利用者とその家族の相談に乗り、アドバイスをすることも重要な業務の一つになります。
ご利用者、ご家族、主治医の橋渡し的な存在、
また地域に関わる他職種との連携をスムーズにおこなう調整役としても訪問看護師の役割は重要です。
対象も、高齢者で寝たきりの方から乳幼児の小児分野から高齢者まで、幅広い年齢が対象です。
(訪問介護とは)
自宅で介護する方のもとに、介護スタッフが訪問しケアを行います。
介護の仕事をするには、介護の資格が必要です。
最低限必要な資格として介護初任者研修を受講して合格しなければいけません。
訪問介護(ホームヘルパー)の仕事は大きく分けると、身体介護・生活援助・通院介助の3つに分かれています。
また、介護をすることによって、要介護度が進まず維持できる、むしろ軽くなることを目指す自立支援を目指します。
利用者が持てる力を生かし、本人ができることは本人が行い、できないことはできるように支援をすることが、介護の基本なのです。
(事例紹介)最後まで絶対に諦めない。

ウインタースポーツ中の事故で、脊髄損傷となってしまったW様。
車椅子生活を余儀なくされ、現在は車椅子生活です。
損傷した神経を治す治療は、残念ながらまだありません。
しかし、W様は先進医療を受けることをお決めになり、
定期的な受診同行をご希望されサポートさせていただいています。
「可能性が1%でもあるのならば、絶対に最後まで諦めない。」
「やらなくて後悔するくらいなら、やれることをやり切って後悔した方がいい。」
力強く前向きに歩んでおられるW様。
私もたくさんの勇気とパワーをいただきました。
お客様から学ばせていただくことが本当にたくさんあります。
☆一期一会☆
(事例紹介)在宅酸素療法をされている方の退院時付添い

呼吸器の持病があり、酸素投与が常時必要な状態のお客様。
今回は入院治療をされていた方の退院時付き添い事例の一コマをご紹介。
通常は顔合わせと病状把握含めた事前面談を行っていましたが、
現在は、コロナ禍ということもあり電話にて病棟看護師さんなどと情報共有をさせていただいています。
持病のため、体を動かした時などに体内の酸素数値の著しい低下あり、全身状態含めた管理が必要でした。
定期的に体の中の酸素量を調べながら、状態に応じて酸素流用を調整。
ご自宅に戻ってからは、備え付けの酸素濃縮機器への接続など行い、全身状態の観察をして終了です。
とてもお話し好きな方で、呼吸を整えながら色んなことを教えていただきました。
奥様の手料理を楽しみにされており、「お昼はリクエストした」と嬉しそうに話されており、
奥様も「お父さんの好きなのちゃんと準備してあるよ。」と会話されていました。
奥様も入院期間中は一回もあえず、この日久しぶりに対面できて嬉しい様子が伝わってきました。
待っている間も手を繋いでいるお二人の姿が微笑ましかったです。
改めて、退院おめでとうございます。
今後は訪問看護師が定期的に訪問してくださることになります。
お二人で大切な時間を過ごしてくださいね^ ^
人生の折り返し地点で書く、エンディングノート

また30代ではありますが、購入してみました^ ^
EDiTから発売されている大人のライフログ用ノートです。
コンセプトは40代からの人生をテーマにした、新しいタイプのエンディングノートです。
これまでの人生を“棚卸し“、これからの“こうしたい“を見つけるための、10年かけてゆっくり綴るノートです。
エンディングノートはまだ早いと思われている方、このノートをぜひ店頭で手に取ってみてください^ ^
このノートは、別冊にデーターノートがついていて、銀行口座情報や不動産なども「もしものとき」に備えるためのノートがついています。
情報が整理されてスッキリしますよ^ ^
あと中には日本地図があって、今までいったところも書き込めます。
色塗りしてみて、まだまだいったことがないところがあることに気づきました。
コロナが落ち着いたら、東北に旅行に行きたいなぁと眺めていました^ ^
可視化するって大事ですね!
人生の終い方について考える〜終活〜

皆さんは、ご自分の人生の終い方を考えたことがありますか?
先日、映画“いのちの停車場“を鑑賞してきました。とてもいい映画で、現場を知っている私としてもすごくリアリティのある素晴らしい映画でした。
日本人は死や性に対してタブー視しがちですが、私はとても大切なことだと思っています。
例えば死については、考えたくもないし、怖い、大切な人を失う悲しみは考えたくもないですよね。
だけど、大切な人だからこそ年齢関係なく向き合ってほしいと願います。